(2023/8/18作成)
今回は、看護師さんたちが日々抱える「太る理由」について考えてみましょう。
健康な体を保つための工夫とアドバイスをお届けします!
そもそも看護師は太りやすいの?
職業により太りやすい、太りにくいという研究結果があり、
工場作業員、事務職員や看護師の4人に1人以上が太りすぎの傾向にあるという。
ムリなダイエットや運動不足、低賃金、うつ病などが原因で、深刻な肥満につながることもあるそう。
なお、もっとも太りにくい職業の第1位は医師で肥満率は14%。
次いで事業主、小中学校の教師と続く。
看護師が太りやすい理由3選!
では何故看護師は太りやすい職業なのか?
原因を見ていきましょう。
夜勤をしている
夜勤をすると太りやすくなることがわかっています。
理由は下の通りです。
- 夜勤により昼夜逆転が生じ、睡眠不足や質の低下が起こり、体内時計や代謝が乱れる可能性がある。
- 夜明け後の食事タイミングがずれ、食欲のコントロールが難しくなり、カロリー過剰摂取が起こりやすい。
- 不規則な生活リズムにより、基礎代謝が低下し、カロリーの燃焼が減少する可能性がある。
- 睡眠不足や夜勤の影響で、食欲をコントロールするホルモンが乱れ、食事摂取量の増加につながることがある。
といっても夜勤をやめると給料が劇的に下がってしまうので辞めにくい・・・
そういう方のために夜勤のダメージを少しでも軽減する方法をまとめました。
- 仮眠前のスマホチェックはやめて、仮眠の質を上げる
- 20時以降は何も食べない
- 明けのジャンクフードを低糖質、高タンパクなものに変える
- 明けですぐに遊びに行かず、寝て疲労をとる
これらを意識して少しでも夜勤のダメージを減らしましょう!
ストレス過多
看護師は勤務が不規則なだけでなく、患者の命を預かる緊張感の高い仕事です。
更に感情的で理不尽な上司などもいてストレスは溜まる一方・・・
実はそんなストレスが肥満の原因になるのです。
- ストレスが高まると不健康な食品への欲求が高まる。
- ストレスによって放出されるストレスホルモン「コルチゾール」が増加し、脂肪蓄積を促進することがある。
- ストレスが増すと、甘いおやつやジャンクフードなどの快楽的な食品に頼ることが増える。
- ストレスによってホルモンバランスが変化し、体内のシグナルが正しく伝わらず、食欲調節が乱れる可能性がある。
わかっていてもストレスは溜まるもの・・・
感じなくすることは難しいので食べる以外のストレス発散方法を見つけましょう。
ストレス発散は好きなとをすることが一番ですが、食べることが一番好きという方のために
おすすめのストレス発散方法をまとめておきます。
- 軽いウォーキング、ジョギング、ヨガ、ストレッチなどの運動
- 深呼吸や瞑想する
- 好きな本を読むことや、リラックスした音楽を聴く
- ぬるめのお風呂にゆっくりつかることで、疲れを癒し、心身のリラックスを図る
- 自然の中で散歩をする、公園に行くなど、自然の中でリフレッシュする
休憩室のお菓子
実は少しずつカロリーを摂取してしまっているのが休憩室のお菓子。
更にみんなでシェアするお菓子など看護師の休憩室には誘惑がいっぱい。
参考程度にカロリーが高いお菓子を上から順にまとめてみました。
※ブランドや製造方法によってカロリーが異なる場合があるため、あくまで一般的な目安としてご参考にしてください
- チョコレート(高カカオ含有)
- アイスクリーム
- クッキー
- ドーナツ
- ポテトチップス
意外と食べていませんか?
これらのチョコチョコ食べがカロリーを積み重ねている可能性があるので注意しましょう。
ここでの対応策は「食べない!」に尽きるのですが
食べたい、お菓子を断りずらいという方に、誘惑に抗うポイントもまとめてみました。
- プロテインやプロテインバーなどにお菓子を置き換える
- ダイエットをしている旨をはっきり伝えて、極力お菓子は貰わない
- 20時以降は食べない等、時間で区切る
最終的には自分の意志が重要になってきますが
食べなくても良い環境を自ら作っていきましょう!
まとめ
看護師は太りやすいというのは、その職業の特性から来るものが多いと言えます。
不規則なシフト勤務やストレス、忙しい中の食事タイム、運動不足などが、太りやすさに影響を与えていることが間違いありません。
しかし、意識的な食事選びや運動の取り入れ方を考えることで、健康的な体を保つ道は開かれています。
自分を大切にするために、バランスのとれた生活を心がけましょう!