(2024/11/23作成)
筋トレをしている人はほとんど飲んでいるプロテイン。
中には筋トレをしていないけど、健康・美容のために飲んでいるという方もいるのではないでしょうか?
そんな高タンパク質で注目のプロテインですが実はそれ
吸収されていないかもしれません・・・
そこで今回はタンパク質が吸収されていない時の症状と改善点を紹介したいと思います。
- タンパク質が吸収されていない時の症状
- タンパク質がよく吸収されるようにする方法
<ABOUT ME>
看護師歴、筋トレ歴ともに10年以上。
筋トレにハマり全米トレーナー資格も取得。
医学の知識×筋トレの知識を学んだ私が紹介します。
タンパク質が吸収されていない時の症状5選!
せっかく筋肉肥大や美容、健康のために高タンパク質を摂取していても、
吸収されていなければ意味がありません。
タンパク質が吸収されていない時には様々な症状が出ますので
早速解説していきたいと思います。
胃もたれや満腹感
タンパク質を吸収するには消化酵素や胆汁酸が必要になってきます。
それらが減ってくると上手くタンパク質が吸収されず
胃もたれや満腹感を起こしてしまいます。
なんとなく最近胃がすぐれない・・・
という方はタンパク質が上手く吸収されていない可能性がありますので注意が必要です。
おならが増える
タンパク質が吸収されていない時は胃腸が弱っているだけでなく
過剰摂取している可能性もあります。
過剰摂取した時に出る症状が
おなら
なのです。
普通に食事をしているだけでは過剰摂取になりにくいですが
プロテインを飲んでいる方で、最近おならが増えた
という方は過剰摂取している可能性があるので量を調整しましょう。
持続する下痢
下痢が持続しているという方も注意が必要です。
下痢によって消化不良が起こり
タンパク質が吸収されにくい状況になっているからです。
暴飲暴食、冷たい物の摂取過剰にはやめるようにしてください。
またプロテインで下痢になるという人は乳糖不耐症の可能性があるので
WPI製法のプロテインをお勧めします。
https://masaki-blog.com/why-protein/4060/筋肉量が減る
摂取タンパク質は変わっていないのに
最近筋肉が減ってきている気がするという方は要注意。
先ほどまでにあげた症状が出ていないか注意するとともに、
一度胃腸を休める、一度に摂取するプロテインの量を減らすなどしてみてください。
皮膚の張り、髪の艶がなくなる
皮膚の張りや髪の艶がなくなってきているという方も
タンパク質が吸収されていない可能性があります。
当然タンパク質だけが原因じゃない可能性が十分ありますが
後に説明するタンパク質の吸収率を上げる方法を
参考にして対応してみてください。
タンパク質がよく吸収されるようにする方法
ではタンパク質がよく吸収されるように
するにはどのようにすれば良いのでしょうか?
吸収を良くする方法は大きく分けて3つあるので
それぞれ紹介していきます。
ビタミンB6,B2、糖質と一緒に摂る
ビタミンB6,B2にはタンパク質の代謝、分解、合成を促す効果があります。
ビタミンB6,B2が多く含まれる食材はバナナ、ニンニク、胡麻、大豆などがあります。
また糖質とタンパク質を一緒に摂取すると
アミノ酸の合成が促されるので
筋トレ後などは特に一緒に摂取することがお勧めです。
よく噛んで摂取する
よく噛むことの効果は下記のようなものがあります。
- 唾液の分泌を促し、消化酵素が作用して胃腸での消化吸収が促進される。
- 消化が良くなることで栄養素をより多く吸収できる
- よくかまれた食物繊維が腸内環境を整えます
忙しい中でも食事中はゆっくり噛むことを意識してみましょう。
分割してタンパク質を摂取する
一度にたくさんのタンパク質を摂取しても全てが吸収されるわけではありません。
むしろ余剰分は胃腸の負担になることもあります。
そこでお勧めなのが一回量を減らし
数回に分けてタンパク質を摂取する方法です。
そうすることで胃腸の負担を減らし
一回に吸収される率を上げることができます。
まとめ
以上が『看護師×トレーナーが解説!』タンパク質が吸収されていない時の症状5選と改善策!でした。
プロテインを摂取している人は意外と当てはまった症状があったのではないでしょうか。
せっかく摂取しても
吸収されていなければ意味がありません。
よく吸収される方法を意識して摂取してみてください!