3/30 難病のピザ職人

今日は知人の奥さんが経営しているカフェ「親子カフェレンタルスペースbaila」へ。
元気なお母さんを増やしたいという思いから出来たカフェだけあって、到着すると既に沢山の人と子供達が。

清潔感がありリラックス出来る空間だった。

目的は難病のピザ職人の話を聞くこと。

ワーキングホリデイでオーストラリア滞在中に急性リンパ性白血病になり、5年生存率は50%と宣告された彼は世界中を周りながら難病を語る活動を続けている。

また無菌室で闘病生活を送っている人達を支援しており、無菌室でも読めるブログという媒体を利用し思いを届けている人物である。

語り口調は柔らかく、走り回っている子供達の音も不思議と心地良いBGMに聞こえてくる。まるでそこに集まった人達全てが肯定されるような雰囲気の中、語りは始まった。

病気になった経緯、日本に帰る飛行機の中ずっと手を握ってくれていたオーストラリア人、関西空港に着いてもすぐに病院には行けなかった事、闘病生活、支えてくれた人達、活動を通して伝えたい事、それらが血の通った言葉で語られ、感情が自然と揺さぶられる。

入院中、病気と語り、前向きな言葉で、何も無い病室を満たしていたと語る彼の雰囲気は、海外からの友達のお見舞いや、千羽鶴が送られることが当然であるような人柄であるように感じた。

看護師としての目線では、最先端医療の勉強会も大切であるが、闘病者やその家族の話を聞いて回ることが重要なのでは無いかと改めて思った。アインシュタインの言った「宗教無き科学は欠陥であり、科学無き宗教は盲目である」と言う言葉を思い出した。

看護師という肩書きを無しにして思ったことは、いつ自分も死ぬかわからないという事。だからこそ今を実感し、楽しく生きていくことが大切だと改めて思った。

最後に彼は「命はそこにあるだけで輝いている」と今日集まった人達の中で1番輝いている表情で伝えていた。

言うまでもないがピザはとても美味しかった。