(2020/12/10更新)
「世界一周に興味があるけどお金がない」
「海外旅行をできるだけ安く行きたい」
「節約旅でいいから世界一周がしたい」
「人とのつながり、新しい経験が大切」
今世界的にコロナが流行っているので、旅行がしづらい世の中です。
しかし落ち着いた際には世界一周をしてみたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
世界一周を考えているけど、コロナ以外に中々踏み出せない理由の1つが『費用』。
短期旅行なら目安がなんとなくわかるけど、世界一周となるとどれくらいかかるかわからない方も多いと思います。
世界一周は航空費、食費、宿代、観光料などなど様々な出費がかさみます。しかもその間休職したり、無職になると収入は無くなってしまします。
今回は実際に3ヶ月間、世界一周18カ国を回った僕の例を参考に、100万円で世界一周をする方法をご紹介します。
ちなみに、3ヶ月で周った国は
- アジア圏(タイ・カンボジア・インド・トルコ・ヨルダン)
- ヨーロッパ圏(ギリシャ・クロアチア・ハンガリー・チェコ・ドイツ・スペイン)
- 北米(カナダ・アメリカ)
- 南米(ペルー・ボリビア・アルゼンチン)
- オセアニア(ニュージーランド・オーストラリア)
では早速いきましょう。
・実際にかかった旅の費用内訳と節約ポイント

旅の費用と内訳を見てきましょう。
旅費の内訳は取り分け割合が大きい、航空費・食費・宿代について説明していきます。
①航空費
ここでの金額はあくまで国境を超えた際に支払った金額です。
国内の移動は含めていません。
航空費だけの費用は18カ国で50万円ほどでした。
全てLCCという格安航空会社を利用してこの値段です。
ちなみに航空券の手配はスカイスキャナーというアプリで簡単にできるのでオススメです。
自分で航空券を手配する際には下記の3つの注意点を意識して選びましょう。
- 評価の低い航空会社を選ばない
→評価の低い会社はスタッフの対応が悪かったり、時間にルーズだったりする - 乗り継ぎ時間は余裕を持って選択する
→時間ギリギリの航空券は乗り継ぎを失敗する可能性大 - 機内持ち込み荷物のサイズを必ず確認しておく
→持ち込めなくて結局高い値段を払うハメになる
②食費

食費は1日1000円を目標にしていました。
1000円を3ヶ月なので10万円ほどでした。
食費を安く済ませるポイントをまとめてみました。
- アジアなど安い地域では1日1000円以下で過ごす
- 物価の高い地域ではスーパーを利用する
- 基本的に自炊で過ごす(パンとパスタがオススメ)
- 他の旅人とお金を出し合って良いものを食べる
- 観光地での買い物を控える
これでかなり節約できます。
アジアでお金を浮かせて、ヨーロッパやアメリカで贅沢をするのもありですね。
③宿代

宿代は1泊2000円〜3000円で調整していました。
3ヶ月で20万円ほどですね。
- アジア圏では1泊500円以下のホテルに泊まる
- Booking.com、Hostel world、agodaなど様々なアプリで比較する
- 基本的にドミトリーを選択する
- 場合によっては店員と交渉する
アプリが違えば値段や部屋が変わる事が多々あるので、必ずいろいろなアプリを見比べて決めましょう。
アジアでは1000円も出せば清潔でいいゲストハウスが見つかります。
ヨーロッパでは2000〜3000円ほどでしょうか。
宿代もアジアで浮かせましょう。
④雑費

ここまでで約80万円使用してきました。
人によってはもっと節約することも可能だと思います。
残りの20万円は何に使用したかと言うと、国内移動費・予防接種代・ビザ代などです。
雑費を節約するためのポイントは下の通りです。
- 移動は地元の人が利用しているバス、電車を使用する
- ヨーロッパのバス移動はFlixbusを利用する
- 予防接種は日本で受けず、タイにあるスネークファームで受ける(数万円単位で安くなります)
- ビザ代は仲介会社を利用せず、直接国のホームページなどから取得する
・100万円で世界一周する前にしておくべき事
ここまで実際の内訳と、節約ポイントを紹介してきました。
これだけでも十分安く行く事が可能なのですが、他にも大切なことがありますので順に説明していきましょう。
①ランニングコストを下げておく
まず初めにお伝えしておくことは、生活にかかるランニングコストは全てチャラにしておきましょうということです。
実際にどういうことかと言うと、保険・奨学金・車代・家賃・携帯代などなどです。
世界一周中にも収入がある方は問題ないですが、長期間旅に出るには無職になる方が多いと思います(個人的には無職になることをオススメします)。
そうなると家賃などのランニングコストは負担にしかなりません。旅費を安くで済ませても、ランニングコストが高いと意味がありません。
家賃なら実家に帰る、車なら売り払う、携帯代は格安スマホにするなどしてランニングコストを下げておきましょう。
個人個人状況は違うと思いますが、これらのものは出来るだけ精算しましょう。
②失業保険を申請する

これも無職になって旅をする方にしか意味がないのですが、無職になった年には前年度の住民税の支払い届けが自宅に届きます。
これが収入や、住んでいる地域によって変わるのですが、数十万単位で支払わなくてはいけません。
これをチャラにしてくれるぐらいの手当を貰えるのが失業保険です。
働いていた条件によって支給額や、支給期間が変わるのですが、必ず申請しておくことをオススメします。
申請するだけでお金がもらえるので、労力を惜しまず利用しましょう。
③自分は何にこだわるか把握しておく
これはこだわり以外は節約ポイントに変える事ができるため、必ず把握しておきましょう。
食事にはこだわるけど、長距離移動は苦にならない人は移動費を節約する事が可能ですし、食事に拘らない人は消費をどんどん削れます。
極端に綺麗なところに泊まらなくてもいいと言う方は、宿代を削る事ができると思います。
自分は何を充足すれば幸福感を覚えるのか、これを見つける事が旅での行動を大きく変えると思います。
まとめ
では最後に100万円で世界一周をする為のポイントに整理です。
①家賃・携帯代などランニングコストの見直しをする。
②無職になる人は失業保険を利用する。
③こだわらない所は節約を。
④LCC・ゲストハウス・スーパーを上手に利用する。
⑤ワクチン接種は日本よりタイがオススメ。
以上の5点を意識すれば3ヶ月の世界一周であれば十分可能です。
勿論旅の仕方は自由なので、あくまで参考程度にして下さい。
このブログを見て世界一周へのハードルが少しでも下がってもらえたら幸いです。
