旅(海外)

男性 看護師 看護学校編

もう月曜日ですね。ほんと一週間が早い早い。

ちなみに今日は成人の日。もう9年前の事です。

この9年間、内科で働いて、ICUで働いて、救命センターで働いて、世界一周して、企業に就職して、本当満足感・充足感の高い9年間でした。

こんなに自分の好きな事ばかり出来たのも、看護師という仕事を選んだ事が大きいのじゃないかなと思います。

と言う事で、今日は男性看護師の前段階。看護学校編。ちなみに9年前の事ですし、独断と偏見と僕の偏屈さで書くので、あくまで参考にして下さい。

<出身校>

奈良県 大和高田市立看護専門学校

<人数>

約40人(男性5名ほど)

<授業料>

年間36万円+教科書代

<看護学校はどんな事を学ぶのか?>

当然看護でしょ!って事なんですが、看護は意外と領域が広くて、様々な事を学びます。

例えば、解剖生理学、薬理学、小児学、老年学、成人看護学、看護技術、公衆衛生、統計、英語など

本当広く浅くって感じですね。就職してから興味のある分野で、専門性を出していく事も可能です。もちろん管理職を狙うのもあり。

もっと色々な事をしたいという人は、旅行について行く看護師や、自衛隊の看護師、看護資格を活かして治験業界に入る、国境なき医師団に入隊するなど、多岐にわたって資格を使うことができます。

<看護学校での男の立ち位置は?>

これは僕が通っていた当時の事で、僕は女性と話す事が得意じゃなかったので、あまり参考にならないかもしれないけど、あるある風に紹介。

・男子生徒トイレに逃げがち(もしくは更衣室)

・女子から男性として見られない

(僕の席の後ろで、無駄毛の処理をしている女の子が居た時はショックだったなぁ。色々と)

・最初は男同士でも探り合い

・男性のほとんどが、クラス内で彼女作る

・実習が始まると、男と言う理由で先頭に立たされる

・女子のゴタゴタに巻き込まれなくて良かったと心底思える

・あれ、俺の時は指導者ちょっと優しい

・彼女作ると看護学校あまり楽しくない

・良いことも悪いことも目立つ

・演習気を使う(個人的には特に洗髪)

などなどですかね。

肩身が狭いと感じる人もいるかもしれないけど、男性という事で適度な距離感をとりやすくて僕は楽でした。

クラスが多い学校とかになれば、また違うんだろうと思います。何しろ僕たちは3年間1クラスだったので。

何より看護学校で恐れられるのは実習ではないでしょうか。

<実習が何故怖がられるのか>

恐らく理由は色々あると思います。怖い事で有名な指導者がいる、記録が半端ないなど。

ここからは実習の楽しかった事あるある、辛かった事あるあるに分けて紹介していきます。

<楽しかった事あるある>

・シンプルに勉強が楽しい(解剖生理学など)

・実習チームとの連帯感(チームワークが悪いと辛い)

・色々な科を周ることができる

・患者さんが優しい

・小児、新生児可愛い

・着実に前に進んでいる感覚

・好きな先輩がいる

<辛かったことあるある>

・グループの中が悪い

・指導者めっちゃ怖い(話しかけるのにも気を遣う)

・患者との相性わるい

・男で産婦人科実習は勘弁してくれ(勉強になるけど、ひたすら気まづい)

・記録が終わらず、夜も眠れない

・ひたすらトイレに逃げる(辛かった事ではない)

・病棟をぐるぐる周り、先輩看護師から逃げ回る(これも)

・真面目過ぎる子はノイローゼ

とかですかねぇ。

僕はあまり辛さを感じなかったタイプなので、あくまで一般的な感じです。今は何処の指導者も優しいんじゃないかと思います。

とはいえ、僕も実習中はトイレに無駄に隠れたり、病棟をぐるぐる回ったりして過ごしていました(たまには必要)

記録に関しては、本当に最低限しかしてなかったし、毎晩ちゃんと寝てましたね。

評価面接で喋りまくれば大丈夫です。文字にできないと言う課題は今もありますが。

以上が看護学校編です。

学校の中でやる演習(注射の練習や、洗髪の練習など)も、思春期のあの時代には、なかなか気を使う事でした。

自分以外全員女性という中で遊ぶ事も多々出てくると思います。

その環境に慣れてしまえば、案外楽しく過ごせるのではないかと思いますので、男性の皆さん、怖がらず看護師を志して見てはどうでしょうか?

ABOUT ME
masaki
看護師兼パーソナルトレーナー! ICUで働きながら、NESTA資格保有のパーソナルトレーナーとしても活動中! 「全ての人の日常に筋トレを!」をモットーに誰でもできる筋トレ、ダイエット、美容情報を発信中!