どうもmasakiです。
年末に差し掛かってきて、看護学生の皆さんは実習の最終段階に入ってきたところではないでしょうか?
まだ実習が始まっていない学年の人とたちは、年明けからの実習で不安と期待に胸を膨らませているかたもいるかと思います。
看護師の実習はキツい

看護師じゃない人でも、聞いた事があるのではないでしょうか?
僕もそんな過酷な実習を乗り越えて、看護師になった1人です。
看護師免許を取ったことで、人生で様々な選択をできるようになり、本当に看護師免許を取得して良かったと思います。
僕は看護師免許を取得できたので良かったですが、実習で心を病んでしまい辞めていく同期達が数多くいた事も事実です。
今回はそんな僕が、過酷な実習を少しでも心穏やかにこなせるポイントを3点紹介します。
実習が厳しくて辞めたい。
これから始まる実習が不安で一杯。
看護師になる予定はないけれど、他職種に興味がある。
そういった方達こそ、是非読んでください。
これを読んで少しでも実習を乗り越える力になってもらえれば幸いです。
では早速は行きましょう!!
①記録は8割で良い
看護師の実習といえば記録。
看護学生は、実習で受け持った患者さんの状態について様々な理論を使って毎日記録していきます(理論は学校によって違う)。
実習が終わるのが17時ごろ。そこから家に帰って、今日あったことのアセスメントの記録をする。
このシンプルな作業が意外としんどいのです。
慣れないうちは記録を書くことに3〜4時間ほどかかってしまう事もあります。
しかも、実習では慣れない現場に出ている為、気疲れもあり、家に帰った頃にはすでに疲労困憊だという事も多々あります。
寝る時間も削って記録を書いていく子も多数いました。
そこまで努力する事は素晴らしい事です。
しかし、寝る時間を削って体調を崩し、精神的にもしんどくなっては本末転倒です。
その為僕は
記録は8割程度で終わらせ、毎日きっちり睡眠時間をとっていました。
そうする事で・・・
・実習で眠くなる事がない為、現場でしっかり学ぶ事ができる
・全くやってないわけではないので、指導者に怒られる事がない
・体調を崩すリスクを減らす事ができる
実習は現場での実際の看護を学ぶ場です。記録をする為に行くわけではありません。
遅くまで記録をして、眠たい頭では現場で吸収できる事も減ってしまいます。
就職してからは、実習のように色々な現場を学ぶ機会が減ってきます。
そんな貴重な時間を有意義に過ごす為にも、記録は8割程度にして現場を思う存分経験しましょう。
②厳しい(理不尽)な指導者にこそ自分から声をかける
看護師の実習が辛くなるか、楽しくなるかは担当の指導者によって変わってきます。
理不尽な指導者にあたった時には、その日一日が地獄のようです。
僕が学生の時にも、無視する・学生の悪口を話す・無駄にキツい言い方をする等、理不尽な指導者はたくさんいました。
そんな意味のない事をする指導者に心折られてしまう事は、非常にもったいないです。
そんな指導者を克服する方法は、自分から積極的に声をかけていく事です。
何故なら、そういう指導者は下記のようなパターンの人が多いからです。
・実は人見知り
・パターナリズムで下の者から声をかけるべきだと思っている
・コミュニケーションが得意じゃない
・教育がどういうものか理解できていない
そんな弱い自分を隠す為に、無駄にキツく当たってくる事が多いです(勿論教育を熟知しており、あえて厳しい人もいます)。
指導者と言っても特殊な人間ではありません。
逆に学生の身分だからと言って、学生からコミュニケーションをとってはいけないという事もありません。
上記にあげた様な指導者は、学生から声をかける事で、やる気があると認めてくたり、徐々に人見知りがなくなっていく事が多いです。
その為自分から声をかけて、指導者との溝を埋めていきましょう。
話しかけるタイミングを間違えて怒られる事はあっても、殺される事はありません。ノーリスクです。
③実習グループで情報を共有する
実習は4〜5人程度で1グループとして行動する学校が多いと思います。
このグループが意外と重要。
何故なら、同じ状況で思いや悩みを共有できるのがこのグループだからです。
グループの仲がいいだけで、実習を乗り越える事ができる人もいるのではないでしょうか。
そうは言ってもグループはランダムに決定される事が多いので、仲の良い友人と同じになるとは限らないのが辛いところ。
仲の良い友人がいる様に、仲が悪い友人がいる人もいるのではないでしょうか。
仲の悪い人と同じグループになってしまった(_ _)
という方は、無理して仲よくする必要はありません。
ただ、上部だけでも良いので情報共有をしましょう。
情報を共有する事で
・指導者の特徴や部署の特徴を知る事ができる
・自分が受け持ったことのない疾患も知る事ができる
・悩みを共有する事ができる
・もしかすると仲良くなれるかもしれない
などメリットが多々あります。
これらのメリットを手に入れるだけで、実習の困難度がかなり下がります。
人と協力する方が楽に困難に立ち向かう事ができます。
是非実習グループでは情報の共有を心がけてみてください。
まとめ
以上が看護師 辛い実習を乗り越えるコツ3点でした。
・記録は8割で良い
・厳しい(理不尽)な指導者こそ自分から声をかけよう
・実習グループで情報を共有しよう
この3点を意識してもらえれば、実習が少しでも楽になるはずです。
どれも簡単な事です(むしろ記録に関しては頑張るな!と言っている様なもの)。
どんどん行動に移していきましょう。
読み終わって、少しでも実習で思い悩む人が減れば幸いです。
頑張りすぎず、実習を乗り越えていきましょう。
ではまた!!
