今週も始まりました、月曜日。
夜勤を辞めてから、朝起来た時に頭がスッキリしてる事が多くなってきました。
最近毎日ジョギングもしているので、その効果かも知れませんが。
まぁ今週適度にやっていきましょう。
毎週月曜日は男性看護師について。
今回は看護学校の苦行、実習について。
前回も軽く触れましたが、今回はより細かく記載していこうと思います。

<そもそも看護実習とは>
臨地実習とは、看護専門職をめざしている学生が、実際に病院などの医療機関や保健施設へ行って、臨床での実践を学ぶ授業です。
領域別(基礎・成人・老年・小児・母性・精神・在宅・公衆衛生看護学)実習では、学内で修得した知識と技術をもとに、医療の現場で活用しながら、さまざまな患者さんに寄り添い、看護を展開していきます。
と言う事みたいですね。
<実際どうなの?>
これは各専門学校によって違うと思いますが、僕の通っていた学校を参考に書いていきますね。
<実習時のチーム>
実習が始まると、チームで動くことになります。1チーム4〜5人ほど。
男性が1人でも居てると、指導者さんの態度が違ったり、チーム関係が良好になることが多いと、同級生の女の子が言ってました。
<実習期間>
これも専門学校か看護大学に行くかでだいぶ変わると思います。
僕は専門学校だったので、本格的に実習が始まったのは2年生の3学期〜3年の12月頃まで。
実習が終わって2ヶ月ぐらいで、国家試験ですね。試験の結果が出る前に、就職先が決まっていることが多いので、なんとしても落ちられません。
<何処の病院にいくのか?>
僕の場合は、看護学校と同じ系列の病院があったので、主にそこでの実習でした。
その病院にない科や、保健所、老健施設などは、提携しているところに行きます。
<実習生の1日>
7:45 情報収集
8:30 本日の目標発表、指導者へ挨拶(この時冷たくあしらわれる)
9:00 患者さんへ挨拶、対応
10:00 立ててきた看護計画に沿ってケア
11:30 休憩
12:30 患者さんの食事状態観察
13:30 患者本人から情報収集など
15:00 カンファレンス
16:00 調べ物や、患者対応
17:00 実習終了
18:00 食事、風呂
20:00 ひたすら記録(患者の病態アセスメント、明日の計画など)
だったような気がします。もう8年以上前のことなのでうろ覚えですが。
こんな日々をひたすら1年間続けます。それが終われば国家試験。今思うとなかなか詰まってますね。

<ここが辛いよ実習>
①とにかく指導者が怖い
優しさからくる厳しさなのか、ただただ人格的に歪んでいるのか、人それぞれだと思いますが、なかなか冷たく感じるものです。
今のご時世、そういう人はだいぶ減っているみたいですね。
②看護記録が辛い
記録が終わらなくて、徹夜だったと言う話はよく聞きます。
僕は次の日怒られてもいいから、眠い時には寝てました。
③苦しそうな患者を見るのが辛い
これを感じる人はだいぶ優しい人ですね。
自分に必死で、なかなかこう言う事は感じられなかったりします。
④とにかく眠れない
先ほどの記録の件と被りますね。寝ましょう。
⑤コミュニケーションに悩みまくり
意外と多いみたいですね。看護師は患者だけでなく、様々な人とコミュニケーションをとるので苦手な人は辛いところですね。
ただコミュニケーションが上手くいくと、みんな優しくしてくれるので助かります。
お互い様ですね。
⑥看護計画が立てられない
これは凄いわかりますね。
わからなすぎて、何がわからないかわからない状態。そんな時に計画を立てろとまくしたてられる。拷問ですね。
⑦事前学習がハード
わからない事だらけなので、言葉を調べるだけで時間が経ちます。
ただ勉強する習慣を付けておくと、就職してから凄く楽です。
<どうやって乗りきったのか>
ここでは僕個人が実習を乗り切ったときのポイントを上げていきます。
①完璧を求めない
完璧な記録なんて目指した事がないですね。そもそも看護は数値化しにくいものなので、完璧というものがわかりませんでした。
相手にとってどうか、相手がどう思うか、これに尽きると思います。
②ツンツンしている先輩にこそ食いつく
ツンツン冷たい先輩は意外といるもんです。
でもそういう先輩の殆どが、ただの人見知り。
自分から声をかけて慣れてもらいましょう。そういう人こそ、助けてくれたりします。
③知識が増える喜びを感じる
知識が増えた分、誰かに何かを提供出来る良い仕事なので、知識の吸収を楽しみましょう。
以上がざっくりとした、乗り切るポイントですかね。後は無理せず寝ましょう。怒られても死にませんし、誰も殺しません。
以上が実習編でした。
次回は就職後についてでも書きましょうかね。では、さようなら。