毎週月曜日は看護師について。
1時間に3本しかない電車を、待ちながら今これを書いています。
さて、今回は僕が初めて勤めた病棟について。ではいきましょう。

<何故内科を選んだのか>
①忙しい病棟が良かった。
②色々な事を経験したかった。
③先輩の助言もあった。
ではまず①の解説から行きましょう。
当時僕の勤めていた病院では、1番人気は外科系でした。理由は先輩が優しく、職場の雰囲気が良い等が上位を占めていましたね。
そんな中、僕が選んだ内科病棟は忙しく、先輩は厳しいと有名。学生時代は実習で行きたくない場所NO.1でした。
しかし、裏を返せば、忙しいという事は様々な業務を経験でき、厳しいと言うことはキッチリとした事を学べると思い内科病棟を選びました。
結果は良い経験が出来たと思います。まぁ過去になってしまえば、記憶の美化は容易なのでそのバイアスはかかっています。
次に②ですが、一言に内科といっても様々な科があります。
僕が選択した病棟は消化器、呼吸器、脳神経、内分泌など様々な科が混じった病棟だったので、広く浅く勉強出来たと思います。
それにも増して勉強になることは、退院支援。
退院支援とは患者さんが退院するにあたって、施設と調整したり、自宅に帰るときにはどんな社会資源が必要かをピックアップし、調整することです。
当時は退院支援に関するシステムが確立していなかったので、全て看護師が行なっており、とても勉強になりました。
ただ僕は退院支援に興味がないので、今は全くしたいと思いません。
次に③です。これは上記に書いた内容を先輩に聞いたからですね。

<内科は実際どうだったのか>
一言で言えば忙しかったですね。
残業は毎日3時間ぐらいありました。
何故そんなに忙しいのかというと、業務量の多さと、患者層だったと思います。
まず業務量。どんな事を具体的にするかと言うと、患者さんのケア、検査対応は勿論ですが、薬の分包、退院時や他科受診の書類作成、記録、医師対応など多岐に渡ります。
ほんと見方によっては何でも屋ですね。
そして患者層ですが、これも多岐に渡ります。
まず呼吸器が付いている患者、手術後の患者、認知症でうまくコミュニケーションが取れない患者、そんな患者を最低7人は受け持っている中で、上記に書いた業務もこなします。
これは忙しいのも、致し方ないですね。
さらに入院が来るとなったり、亡くなられたりした時にはもうバタバタです。
病院のシステムによってかなり違いは出ると思いますが、僕が勤めていた内科はこんな感じでした。
次回はICUについて書こうと思います。