日中は心が穏やかになるような日差しが全身を包み、日が落ちるにつれて肌が引き締まるような寒さが出てくる日曜日。
明日から5日間休みが無いのかと思うと、ついつい家でゆっくりしてしまう。
す朝目が覚めて、寒さに負けて二度寝。起きないともったいない、もったいないと言い聞かせ、やっとの事で布団から這い出し、テレビをつける。
シューイチを見て、ワイドなショーで笑い、宮迫さん大変だなぁ、とか自分の人生に全く関係ないし、宮迫さんに特に興味があるわけでもないのに思う。
清々しい日曜の午前中。
昼からはソファがしがみついてきて、起き上がれず。朝は布団、昼はソファ、ほんと人の弱みを掴むのが上手い。
PC鑑賞をしながら、うつらうつら。現実と夢の間を行ったり来たり。
ふと携帯の歩数計を見ると、たったの1000歩。これはやばい。
ソファの制止を振り切り、筋肉がドロドロになった身体を引きずりジョギングへ。
何気に毎日30分のジョギングが続いている。仕事がデスクワークに変わったこともあるけど、単純に気持ちがいい。
肌を撫でる風も、体を包み込む日差しも、流れ出る汗も気持ちを安定させる。汗と一緒に何か抑圧されたものが流れ出る感じ。
簡単に言うと気持ちが良い。
昨日ナイキの靴も買ったし(使用禁止が話題になった靴ではない)、ジョギングが新しい趣味になりつつある今日この頃。
そう言う事で、今回はジョギングを始めるきっかけになった本を紹介。
その名も
BRAIN 一流の頭脳
<著者紹介>
アンダース・ハンセン
精神科医。スウェーデンのストックホルム出身。
カロリンスカ研究所で医学を、ストックホルム商科大学で企業経営を修めた。
現在は精神科病院に上級医師として勤務する傍ら、多数の記事の執筆を行っている。
これまでに、スウェーデンの経済新聞、医療者向けの雑誌、医学研究や医薬品に関する記事を2000件以上寄稿している。またテレビやラジオでも情報を発信し、講演活動も行なっている。
精神科医として活動する傍ら、テニス、サッカー、ランニングに励み、週に5日、少なくとも1回45分取り組むようにしている。
<内容・所感>
本書は主に運動が脳に与える影響について記載されている。
構成としては、原始人と現代人の脳の違いから始まり、様々な実例を元に脳機能、運動によってもたらされる恩恵、どのようなら運動が良いのか、ダメな運動などが、説明されている。
今簡単に毎日30分のジョギングが与える影響を挙げてみよう。
①意欲を高める(うつ予防)
②記憶力が良くなる(短期記憶の中枢、海馬が大きくなる)
③脳細胞が復活する(脳トレではよくならない)
④ストレス耐性に強くなる
⑤高学歴、高収入の人は運動している
⑥頭が良くなる(白質、灰白質に厚みが出る)
以上にあげた事は本書に記載されているものを抜粋したもので、まだ他にも運動による恩恵はあり、それらの根拠などが詳しく記載されている。
僕個人が1番印象に残ったことは、毎日30分の運動で脳の形自体が変わること。
確かに、ジョギングをしだしてから、気分は明るくなったし、情報処理の処理も早くなったような気がする。
ただ実際効果が出だすのは6週間程かかるみたいなので、僕はあと少し。継続すればするほど脳は強くなるらしい。
また脳トレをしても、そのゲームに得意になるだけで、実際に脳は良くなっていないという事実も印象的だった。
靴があれば、特にお金もかからず、脳機能を向上させ、肥満を予防し、気分を安定させる。
運動を始めない理由があなたにありますか?
