世界には死ぬまでにみたい景色がたくさんあると思います。
オーロラ、ウユニ塩湖、マチュピチュ、タージマハルなど、あげればキリがないですが、今回は僕が世界一周中、16各国目に訪れた国、アルゼンチンのイグアスの滝を紹介したいと思います。
目次
①アルゼンチン基本情報
②イグアスの滝とは、見所
③個人的評価
この三点でお送りしてしたいと思います。
では早速いきましょう。
アルゼンチン基本情報

・人口
約4341万人(2015年)
・首都
ブエノス・アイレス
・言語
公用語はスペイン語
・通貨
通貨単位はアルゼンチンペソ。1ペソ1.4539円(2020/8/17現在)
両替は両替所か、銀行で行うのが一般的。日本円は大きな両替所なら扱っているところが多いが、レートが悪く、地方ではおこなえない事が多いため注意。
USドルなら安定したレートで両替する事ができる。
・クレジットカード
ホテル、レストラン、デパート、現地のツアー支払いは、ほとんどのクレジットカードが通用する。
又クレジットカードを利用し現地のATMでキャッシングする事も可能だが、ATMの利用料は高額で、一度に下ろせる最大限度も少ない。
・日本からのフライト
日本からアルゼンチンへの直行便はなく、一般的には北米を経由していく。
所要時間は経由地での乗り継ぎが2~7時間として24.5~33時間。
・ビザ
3ヶ月以内の観光ならビザは不要。入国の際に3ヶ月滞在可能な査証をパスポートに押してくれる。
・パスポート
パスポートの残存有効期間は帰国時まであれば法律上問題ないが、できれば6ヶ月以上の有効期間があることが望ましい。
・電圧とプラグ
電圧は日本と異なり、日本の電気製品を利用する場合は、変圧器とアダプターが必要。プラグはO C,BFタイプなどがあり、施設によってどのタイプが利用できるか異なる。
・時差
日本より12時間遅れ。サマータイムは実施していない。
・チップ
レストランでは料金にサービス料が含まれていない場合、料金の10%程度が一般的。
ホテルでは荷物を運んでもらった時は、$20程度。メイドには$15ほど。
タクシーは基本的に不要。
管理人のいるトイレでは置かれているお皿に$2ほど置いておく。
・飲料水
水道水は整備されており、引用も可能であるが、ミネラルウォーターを購入した方がいい。
・安全とトラブル
南米諸国のなかで極端に治安が悪いわけではないが、都市部を中心に貧富の差があり、決して安全とは言えない。
例として、ケチャップなどをかけ、親切に拭いてあげるフリをしてバックを盗む。ひったくり、タクシーが犯罪者とグルになって金品を強奪するタクシー強盗。郊外では銃による強盗も発生している。
イグアスの滝とは、見所!!

<イグアスの滝とは>
アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3カ国にわたって流れる、全長1320kmのイグアス川の下流にある。
北米のナイアガラ、アフリカのヴィクトリアと並ぶ世界三大瀑布の1つに数えられているがスケールは桁違い。
イグアスの滝幅は約4mで、約275もの滝が連なっている。
かつてイグアスを訪れた元アメリカの大統領、ルーズベルト夫人は「かわいそうな私のナイアガラ」と呟いたと言われ、イグアスの滝のスケールを表すエピソードになっている。
現在ユネスコ世界遺産に登録されている。
滝はブラジル、アルゼンチンの国境にまたがっており、二カ国それぞれ見られる風景が違うので、どちらも訪れるのが絶対にオススメ。
<見所>
一口に見所と言っても、アルゼンチン側、ブラジル側でかなり景色が違う。それぞれの見所を紹介。
・アルゼンチン側
アルゼンチン側のイグアスの滝は、例えるなら地球に開いた穴。
滝壺が全く見えない滝を上から見下ろすことになる。
滝の全貌が見える前から、鼓膜を揺らす轟音・頬を濡らす飛沫、それらを受け止め近づいた先には恐怖にも似た感情を呼び起こすほどの滝。ただただ自然の脅威に立ち尽くしてしまう。
もはや滝かどうか認識できないほど。
滝は五感で感じるものだと認識する。是非実際に行ってもらいたい。

詳しい行き方や、実際の様子はこちらを参照。
・ブラジル側
1つの大きな穴のような滝があるアルゼンチン側に対して、ブラジル側は大小様々な大きさの滝が無数にある。
ジャングルのような歩道を歩いてみる滝の数々には圧倒されるばかり。
又、無数の滝が作り上げる虹が常時空にかかっており、滝の迫力と相反して非常に美しい景色を作り出している。
上から見下ろすアルゼンチン側と最も違う点は、滝の下からも間近で見る事ができる点である。ただ当然飛沫は強く、防水用品を購入するか、持っていく事が無難(僕は持っていかずボトボトになった)
個人的には、ブラジル側の滝の方が壮大かつ美しくお気に入りである。是非両方見に行ってもらい、その違いを五感で感じてもらいたい。

アルゼンチンのプエルトリコイグアスから、ブラジル側への行き方はこちらを参照。ビザが不要になったので非常に行きやすいと思います。
アルゼンチン個人的評価
アルゼンチンではイグアスの滝にしか行かなかったので、この評価は主にプエルトイグアスの個人的評価になります。あくまで個人的な感想なので参照程度にして下さい。(☆の数は5点満点です)
<食事>
☆☆
これは二点。個人的には非常に美味しくなかった。
安いところに主に行っていた事もあるが、魚は生臭く、パスタは味気なく、肉は硬い。
安くで食べれる事が唯一の救いでしたね。
ただ高級店ではかなり美味しい食事も食べる事ができるみたいなので、どこまで食事に出費をするかによると思います。
<値段>
☆☆☆☆
これは4点。
非常に安かった記憶があります。
ゲストハウスも一泊1000円~2000円出せば十分綺麗な場所に宿泊する事ができます。
食事も安く、個人的には美味しくなかったですが量は十分食べる事ができましたね。
又交通費も安く、ブラジルまでのバスが1000円以下だったと思います。
節約したいバックパッカーにはオススメですね。
<治安>
☆☆☆
ブエノスアイレス周辺では犯罪も増えているようですが、プエルトイグアスでは危険を感じるようなことは一度もありませんでした。
ただ夜道を歩かない、荷物は肌見放さないなど、当然最低限の防犯は必要だと思います。
個人的には犯罪よりも、野犬が非常に怖かったですね。狂犬病が発症すれば致死率100%なので非常にびびってました。
<旅のし易さ>
☆☆☆
これは3点。
南米と聞くと非常に難易度が高いイメージを持ってしまいますが、イグアスの滝に行くだけなら、治安もよく、英語も通じるため、非常に難易度が低いと思います。
なんとなくハードルが高いイメージというだけで、行かないという選択肢をとることは非常にもったいないと思います。
一歩を是非踏み出してみて下さい。
<インパクト>
☆☆☆☆☆
これは5点。
この5点はイグアスの滝によるものがほとんどですね。
日本でも一人旅で様々な滝を見てきましたが、どんな滝よりも圧倒的でしたね。
ナイアガラの滝が子供に見えてくるほどの滝です。
滝の魅力は映像や、画像だけでは伝わりきらないと思います。是非飛沫に濡れて、轟音に慄いて、五感をフルに使って体験してみてください。
ちなみにプエルトイグアスの街並みも、日本とは全くちがい、新鮮でインパクトがあります。
土埃がたつ道、銀行の前にたむろする野犬、時折落ちる電気。日本では経験できない素晴らしさがそこにあります(笑
まとめ
以上、死ぬまでに見るべき景色、イグアスの滝の紹介でした。
アルゼンチンという日本からは距離のある場所ですが、その距離を埋めるだけの価値は十分以上にある景色だと思います。
是非実際に滝の迫力を感じてみてださい。