今回紹介する国は南米にある国、 ボリビア。
あの鏡ばりで有名なウユニ塩湖がある国ですね。
と言っても南米は怖いし、ハードルが高いという方も多くいると思います。
しかしそれはイメージだけで、ウユニ塩湖をみに行くだけであれば、かなりハードルが下がるので、是非海外旅行を検討中の方にはオススメです。
今回は僕が世界一周中に訪れた時の感想を踏まえながら、そんなボリビアを紹介していきたいと思います。
世界一周中の旅行記を参考にしたい方はこちらをどうぞ。
https://masaki-blog.com/2019/06/13/6-12-15カ国目-ボリビア到着%E3%80%82きちんと高山病に%E3%80%82/
https://masaki-blog.com/2019/06/14/6-13-穂高ツアー、ウユニ星空・サンライズツアーへ/
https://masaki-blog.com/2019/06/15/6-14-穂高ツアー会社で、ウユニ塩湖丸一日ツアー/
https://masaki-blog.com/2019/06/16/6-15-アマゾネス航空で、ウユニ空港からラパス空港/
では早速いきましょう。
目次
・ボリビア基本情報
・ボリビアのオススメポイント
・僕がボリビアで行った場所
・個人的なボリビア評価
ボリビア基本情報

①人口
約1083万人
②首都
スクレだが、事実上の首都は政府中枢機関のあるラパス
③言語
スペイン語が主に使われている
④通貨・両替
ボリビアの通過はボリビアーノ。1ボリビアーノ約15円(2020/6/19現在)
・両替
両替は両替所・銀行・ホテル・旅行会社などでもできる。
日本から持っていく現金はUSドルがベスト(僕も日本円が両替できなくて困りました)。ラパスやサンタクルスなどの大都市なら両替できるところもある。
・ATM
ATMも普及しており、地方都市にも設置されている。手数料はかかるがクレジットカードや国際キャッシュカードがあれば簡単に現金を引き出せる。
⑤チップ
・レストラン
料金の10%程度が一般的
・ホテル
5つ星ホテルの場合、ベッドメーキングは5~8ボリビアーノ程度。ルームサービスやポーターへのチップも必要。
・タクシー
基本的には必要ないが、空港などで荷物を運んでもらった時にはチップを渡す習慣がある。基本的にはUS $1前後が目安。
⑥飲料水
水道水はうがいをする程度であれば問題ないが、飲用には適さない。
ミネラルウォーターは、スーパーマーケットやキオスクなどで購入できる。
⑦日本からのフライト
日本からボリビアへの直行便はなく、ボリビアへは少なくとも2回飛行機を乗り継がなくてはならない。
代表的な経由地はアメリカのマイアミ。マイアミからアメリカン航空がラパスへ運行している。
日本からラパスまでの所要時間は、乗り継ぎ時間も含め約25時間45分~
⑧ビザとパスポート
観光目的ならビザは不要。
パスポート残存有効期間はボリビア出国時に6ヶ月以上必要。
1回の滞在期間は30日までで、90日まで延長が可能。
⑨安全とトラブル
一部の都市と観光名所を除き、ボリビアの治安は年々良くなってきている。
しかし外務省から危険情報が発令される事もあるので事前に確認は必要。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_262.html#ad-image-0(外務省URL)
夜の1人歩きは勿論のこと、暗い路地、スラム街は避ける事。
カメラ、時計、派手なアクセサリーは身につけて歩かない方がいい。長距離でのバス移動の際、荷物の盗難もよく起きている。手荷物は荷台におかず、手元に保管しよう。
⑩電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
プラグは平2つ穴のAタイプ、丸2つ穴のCタイプが使用されてる。
日本からの電化製品を使用する場合、変換器とプラグアダプターを持参する必要がある。
※全て地球の歩き方参照
もっと詳しい情報は、地球の歩き方を参照して下さい。
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ボリビアのオススメポイント
ボリビアのオススメポイントを3点でまとめてみました。
では順にいきましょう。
①物価が安い
世界一周中にボリビアによる方もいるかと思います。そんな時に助かるのが物価の安さ。普通の旅行者にとっても安ければ安いだけいいですよね。
・食事
日本で外食をしようとすると、1000円程度で普通の量が食べられると思います。
ボリビアでは1000円も出せばかなりの量を食べる事ができます。
ただ後述しますが、個人的にはボリビアのご飯は好みではなかったのが残念でならないところですね。
・宿
これもかなり安い。朝食付きの個室で1泊1500円(2019年当時)程度でした。
しかも清潔感もあり、スタッフもとても親切でしたね。
そして何より良かったのが、ウユニ塩湖のツアー会社で有名な穂高ツアーが歩いて15秒程度のところにあるという事。それらを踏まえると1500円はかなり安いと思います。
②高山病を経験できる
これは必ずしも良い事ではないと感じる人もいると思いますが、ある意味貴重な経験なので挙げてみました。
ボリビアの空港は世界一高い空港という事で有名で、その高さは富士山を超えます。
飛行機でいきなりそんな高さの場所に行けば、必ず訪れるものが高山病。
ダイアモックスという薬を飲んでいたり、水分を多くとれば軽減できるみたいですが、僕は何もしていなかったので散々な目に遭いました。
症状としては、頭痛・吐き気・下痢・息切れなどです。
普通に生きているとなかなか経験できない、苦痛体験でしたが、何事も経験。是非一度高山病を経験してみて下さい(体が標高に慣れてくると、軽減していきます)。
③ウユニ塩湖が絶景
最後はなんと言ってもこれでしょう。
行く前までは、どうせ流行ってるだけで大したことのない場所とだと思っていました。しかし、行ってみるとあまりの美しさに高山病が治りました。
見渡す限りの塩の結晶。そこに溜まった水が全てを反射し、私たちを鏡貼りの世界へ誘う。その美しさに思わず息を漏らし、高山病を忘れ、寒さを感じなくさせるほど。
写真では伝わない部分も大きいですが、百聞は一見にしかず。

これを是非写真で見るだけでなく、全身で感じて欲しいものです。
では次の項ではウユニ塩湖への行き方も踏まえて、僕が行った場所を紹介します。
僕がボリビアで行った場所
・ウユニ
標高3600mに位置するウユニは、人口1万8000人程度の町。
古くから近郊で取れる塩や鉱物を、チリやアルゼンチンへ輸出する貿易の拠点となっていた。
観光は通年できるが、11~3月の雨季ピークには、水が張った塩湖が見られることから、より多くの観光客が訪れる。
朝晩の温度差が激しく、特に6~8月の乾季にはしっかしとした防寒具が必要。日差しも強いのでサングラスや、日焼け止めが必須となる。
・飛行機でのウユニの行き方
ラパス〜ウユニ間を運行しているのはボリビアーノ航空とアマソナス航空の2社。
両者合わせて毎日2~6を運行しており、約1時間かからずに行く事ができる。
しかし、遅延がよくあるためスケジュールに十分な余裕が必要となる。
ウユニ空港は、市街からウユニ塩湖方面に向かって約4km、車で10分程。飛行機の発着に合わせてバスが運行されている。
市内から空港へタクシーで約15ボリビアーノ。
ウユニはボリビア、ラパスについてしまえば本当に行く事がとても簡単。
日本からのボリビアまでの長距離を我慢すれば、なんてことはない。
又、治安も比較的良く、人も親切で観光しやすいところも良い。
街には大きな店はないが、レストランやキオスクが多数あるので、食事には困らないと思う。
ウユニ塩湖のサンセット、サンライズツアーなども2000~3000円で現地で予約できる。オススメのツアー会社は穂高ツアー。日本語が話せるスタッフもいるため、安心して予約できると思う。
ちなみに防寒具なども貸してくれる。
個人的なボリビア評価
ボリビア評価と言っても、ウユニしか行っていないので、ウユニの評価だと思ってもらって良い。では順にいきましょう。
・治安
☆☆☆(5つ満点)
これは☆3つ。ウユニに限って言えば、危険を感じるようなことはなかったです。
勿論夜中に1人で歩いたりはしませんでしたが・・・
夜出歩くことになるサンライズツアーなども、ツアー会社の人が迎えにきてくれるので全く怖い思いもしませんでした。
ツアースタッフや、宿の人はみんな親切で、とても助かりました。
ただ、荷物は手放さない、高価なものは身に付けないなどの基本的なことは注意する必要があると思います。
・食事
☆☆
これは2つ☆。
あまり高価なものを食べなかったという事もあるかと思いますが、個人的には美味しいとは思えませんでした。
ちなみに食べたものは、ハンバーガーなど。パンがパサパサしていて食べずらかったですね。
なのでお腹が空いた時には、オレオなど日本でも馴染みのあるお菓子を食べて過ごしていました。
宿で出る朝食は可もなく、不可もなくと言ったところ。ツアーによっては食事が出るツアーもあるので是非確認してみて下さい。
食事は個人差が結構出ると思うので、僕の感想はあくまで参考程度にして下さい。
・値段
☆☆☆☆
これは☆4つ(かなり安いという事です)
前述したように、物価はかなり安いです。普通の旅行者であればかなり贅沢ができるのではないでしょうか。
節約したい人も安くで食事をしたり、宿泊できるので、かなり懐には優しい国だと思います。
日本からボリビアまでの航空費がネックにはなりますが・・・
・旅のし易さ
☆☆☆☆
これは☆4つ。
ウユニに行く事だけを考えれば、かなり旅はしやすいと思います。
ラパス空港に到着すれば、空港を出る事なくトランジットし、バスでウユニ市街まで出るだけです。
市街から空港に行く際には、ホテルのスタッフに頼んでおけばタクシーを呼んでおいてくれますし、非常に移動しやすいと思います。
そして何より、穂高ツアーが主宰するツアーに参加してしまえば、防寒着・食事・写真撮影など全てツアー会社の人が行ってくれます。
ツアー会社も街の中心にあり、アクセスしやすいところもメリットですね。ツアー会社の近くに安い宿もたくさんあり、夜間ツアーに参加する方には近い宿をオススメします。
・インパクト
☆☆☆☆
これは☆4つ。
インパクトとして、標高が高い国独特の民族性や、街並み、服装などもありますが、やはりなんと言っても1番のインパクトはウユニ塩湖。
写真でも美しい事は伝わると思いますが、是非自分の目を通してあの景色を見てもらいたいです。
辺り一面鏡ばりのあの景色に感嘆するはずです。
ネットやVRが流行っていて、簡単に情報が収集できる世の中になったからこそ、実際に行って、実際に経験するという価値があると思います。
南米まで少し遠いですが、是非行ってみて下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか、ボリビアはウユニの紹介。
物理的距離も心理的距離も離れているボリビアですが、飛行機に乗るだけであの美しい世界を見る事ができるなら、そうハードルは高くないと思います。
今はコロナの影響もあって、渡航が禁止されていたり旅行がしにくい世の中ですが、アフターコロナになって旅行可能になった際には是非行ってもらいたい国です。
ウユニに行ってみた詳しい感想などは、このページの冒頭にURLを貼付しているのでそちらを参考して下さい。
次回はアルゼンチン。
あの滝の迫力が忘れられない。
ではまた次回。