今回は世界一周中に訪れた国の中でも、特に記憶に残っている国ペルーをオススメしようと思います。
実際、ペルーに行く前には怖いイメージがあり、行くことも躊躇していました。
だけどその恐怖を乗り越えることができれば、とても貴重な経験を得ることができると思います。
目次
・ペルー基本情報
・ペルーのオススメポイント
・僕が実際に行った場所
・ペルー個人的評価
では早速基本情報から
ペルー基本情報
①首都
リマ
②人口
約3115万人(2015年6月)
③言語
スペイン語
④飲料水
水道水はうがいをする程度には問題ないが、飲用には適さない。
ミネラスウォーターは、スーパーマーケットやキオスクなどで購入できる。
⑤日本からのフライト
日本からペルーへの直行便はなく、アメリカ、またはカナダやヨーロッパの都市で乗り換えて、リマに到着するのが一般的。
⑥通過と為替レート
ペルーの通過はソル。1ソル30.88円(2020/6/13現在)
・両替
両替所か銀行、またはホテルで可能。
日本から用意しておくお金はUSドルの現金がベスト。日本円を扱う銀行や両替所はほぼなく、両替できてもレートが悪い。
・クレジットカード
高級ホテルやレストラン、土産物店など観光客の利用する場所ではクレジットカードが使用できる。
ただし最低利用料金が決められている場合もある。安宿、食堂、公共交通機関などでは利用できない。
カードの種類はVISAが最も流通している。
・ATM
ATMはリマなどの都市部なら空港や街の中に多数あり、ソルまたはUSドルの現金が引き出せる。
⑦時差
日本より14時間遅れ。サマータイムは実施していない。
⑧ビザとパスポート
・ビザ
観光目的で最大183日までの滞在ならビザは不要。入国時に何日滞在するかを聞かれるので、帰国する日が決まっていない場合は多めに見積もっておいた方が良い。
・パスポート
パスポートの残存有効期間は、入国時に6ヶ月以上あること。
⑨チップ
ペルーではチップの習慣がある。
・レストラン
レストランのランクによるが、サービス料が含まれている場合でも多少のチップを置いておくのが普通。チップの目安は総額の5~10%。
・ホテル
荷物を運んでもらった場合など、ルームサービスやポーターへのチップを支払う。
・タクシー
基本的には必要ない。大きな荷物を運んでもらった時などには、気持ちとして渡すのも良い。
空港などで荷物を運んでもらった時にはチップを渡す習慣になっている。いずれも金額は50~100円の間で計算すればよい。
・観光地
チップ欲しさに押し売りガイドがやってくる場合があるが、必要なければはっきりと断ること。
⑩危険情報
外務省より危険情報が発令されているため、そちらを確認してもらいたい。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_261.html#ad-image-0
・犯罪に遭いやすい場所
治安の悪い地区や通りがあるのは、他の国と同じ。スラム街・駅周辺・暗い路地・観光客の集まる場所はスリや泥棒に遭いやすい代表的な場所である。
・報告されている犯罪
最近話題になっているのが、首締め強盗。観光客で賑わっている繁華街で狙いを定めて、人気のない場所に入ったら襲いかかる。
他にも白タクを利用した際に、人気のないところに連れていかれ被害に遭うなど。
偽警官や睡眠薬泥棒も注意。パスポートと所持金の提示を希望してくるが、大切なものは人に見せないのが原則。
ペルーのオススメポイント
①旧市街の街並みが美しい。
マチュピチュばかりが先行したイメージとして上がるペルーだが、実は旧市街の街並みも美しく、歴史的であり世界遺産認定されるほど。
旧市街のリマ区にあるアルマス広場にはスペインのコキスタンドール(征服者)ピサロが定礎を置いたカテドラルがそびえ、周囲には植民地時代に財力を注ぎ込んだ建造物が、数百年の威厳を持って旅行者を見つめる。
旧市街には飲食店や、土産物やが多数あるため、ショッピングには最適だが、スリなどにはくれぐれも注意が必要。

②やはり外せない、マチュピチュ。
やはりペルーに来たのなら外せないのが、マチュピチュ。
『空中都市』あるいは『失われた都市』と呼ばれるマチュピチュは、スペインによる侵略の際にも見つかることなく、ほぼ無傷の中取り残された。
失われたインカの都市造りを今に伝える遺跡と、その周辺に広がる手付かずの自然はマチュピチュ国立公園に指定されるとともに、ユネスコの文化・自然双方からなる複合遺産に登録されている。
マチュピチュには空港がないため、最寄駅のクスコまで飛行機で行き、そこからマチュピチュまでの約110kmを車と列車を乗り継いで、マチュピチュ駅まで行き、そこから専用のバスで行く必要がある。

③リマの日本人宿、お宿 桜子
ペルーのリマでは有名な日本人宿。
オーナーさんはとても親切で、夜中に到着した僕を快く迎え入れくれました。
何より安心感があるのは、宿が空港まで車で迎えに来てくれること。当然別途料金はかかりますが、比較的犯罪が多い南米に置いては、とても安心感があります。
そして朝食が付いている事も外せない魅力。シンプルな料理ですが、美味しく、とても満足感があります。
部屋もとても特徴的で、萌部屋なるものがあるので、アニメなどが好きな方は是非一度泊まってみてくだい(笑
アニメが好きではない人も、泊まってみる価値ある面白い部屋です。
僕がペルーで行った場所
・リマ
リマは先ほど紹介した、世界遺産がある旧市街を有している街。
旧市街は先ほど記載したように街並みが美しく、南米のイメージが覆るほどの洋風な建造物が立ち並ぶ。
ただ一歩旧市街から出ると、シャッターを下ろした街並みが広がり、野良犬があたりをうろついている。
1つ路地を間違うと薄暗く、危険な匂いがあたりを飲み込む。
砂埃が舞う中、人々は寡黙な顔をして黙々と日常を続けている。そんな街。
アジア、ヨーロッパ、北米と周ったがやはり雰囲気が違う。その雰囲気は決して心地よいものではないが、刺激的で退屈しない。
安全に留意した上で街の散策を是非行ってほしい。
ちなみに、タクシーで携帯を取り出した際に運転手に怒られました。
タクシーの中で携帯を触っていると、窓ガラスを割る強盗に遭う可能性が上がるらしい・・・
犯罪の多い街でもあるが、雑貨などもペルー独特のものが並んでおり、ショッピングも楽しめるのでオススメ。

ペルー個人的評価
・治安
☆☆
これは2つかな。
やはり犯罪が多かったり、タクシーも適切に選択しないと犯罪に巻き込まれてしまうのがネック。
街中には警察官が50m置き程度に銃を構えて立っているが、それだけ治安が悪い証拠でもある。
ただ恐れすぎても旅を楽しむことができないので、安全に留意し旅を楽しんでもらいたい。
・食事
☆☆
これも☆2つ。
個人的にはとても美味しいとは言うことはできない程度。
ただ不味くて食べられないほどでもなく、普通に食べることができる。
値段が高いところには行ってないので、お金を出せばもっと美味しいものが食べられると思います。
ちなみにオススメは料理ではなくインカコーラというジュース。
黄色いコカコーラみたいなものなのだが、ペルーに来た際には是非飲んでもらいたい。めちゃくちゃ美味しいものではないけど・・・笑
・値段
☆☆☆☆
これは☆4つ。
日本と比べるとかなり安い。
ゲストハウスに泊まれば宿代もかなり抑えることができると思います。
キオスクなどで売っている食料品も安いのでオススメです。
・旅のし易さ
☆☆
これは☆2つ。
旅慣れていない人はやっぱりハードルが高いかもしれません。
特に街中を走っているバスに乗るのが難しいかな。旅慣れてくるとなんてことないけど、わかりやすくはない。
タクシーを上手に使い移動するのが無難だと思います。タクシーは交渉制なので適切な値段を、事前に把握しておく事が重要ですね。
・インパクト
☆☆☆☆
やはりこれは☆4つ。
街中の雰囲気もそうですし、旧市街の街並みもどちらも色んな意味でインパクトがあります。
マチュピチュに行く事ができれば、その絶景にさらにインパクトは大きくなったかもしれません。
南米の中では比較的行きやすい国ではあると思いますので、是非このインパクトを実感してください。
まとめ
何千年前にほろんだインカ帝国文化、スペイン文化、様々な文化に触れる事ができるペルー。
マチュピチュだけでなく、旧市街も是非周ってもらいたい。時間があればナスカの地上絵などを見るのもいいかもです。
意外と魅力が詰まったペルー。犯罪が多い事も確かですが、安全に留意していれば被害に遭う可能性は、自分で減らせます。
是非安全に留意し、ペルー旅行に行ってみて下さい。
では今回はここまで。
次回は同じく南米の国、ボリビアを紹介します。
ウユニ塩湖美しかった。