しばらく更新が止まっていましたが、国紹介も今日から再開します。
では早速紹介していきましょう。
今回紹介する国は、世界一周中8カ国目に行った国。
その名も
ドナウの真珠 ハンガリー (Hungary)

<ハンガリーの基本情報>
1.首都
ブダペスト
2.人口
977万8371人(2018年)
3.言語
公用語はハンガリー語。ドイツ語、英語も比較的通じる
4.通貨
フォリント。1フォリント0.39円(2019年1月7日時点)
5.クレジットカード
中級以上のホテルやレストランでは大抵使用可能だが、利用できるカード会社が限られていることが多い。
6.両替
銀行の他、駅や市内の両替所、旅行会社、ホテル(宿泊者のみ)でできる。
観光スポットにある両替所は、表示されているレートがよくても手数料が非常に高い場合がある為注意。
7.電圧とプラグ
プラグは二本足のCタイプが一般的。
日本国内の電化製品はそのまま使えない事が多く、変圧器とアダプターが必要。
8.チップ
・タクシー
料金の10%〜15%程度。お釣りを切り上げて渡すのがスマート。
・レストラン
サービスに満足した時は、料金の10%〜20%が一般的。あらかじめ料金に含まれている場合もある。
・ホテル
特別な頼み事をした時には200フォリント程度が妥当。
・トイレ
公衆トイレはほとんど有料で、1回約100〜200フォリント程度。入り口にいる係員に渡す。
9.飲料水
水道水は飲めるとされている。勿論ミネラルウォーターを販売されており、青いキャップは炭酸入り。ピンクのキャップは炭酸なし。緑のキャップは微炭酸。
10.日本からフライト時間
最低一度は周辺国で乗り換えが必要となる。
その為現在、日本とハンガリー 結ぶ直行便はない。フライト時間の目安は乗り換えも含めて13時間30分〜
11.ビザ
シェゲン協定を完全実施している。180日以内、合計90日以内までの観光ならビザは不要。
12.パスポート
パスポート の残存期間は、出国時に3ヶ月以上必要。
<僕がハンガリーで行った場所>
1.ブダペスト

ハンガリーの首都ブダペストはドナウ川が街のほぼ中央を南北に走り、西岸のブダ、東岸のペストでは全くと言って良いほど異なる景色が広がっている。
丘陵地帯のブダは、起伏の富んだ地形で緑が多い。ドナウ川からせり上がった丘には流転の歴史を繰り返した王宮が構え、西方には小高いヤーノシュ山がそびえている。
その裾野には完成な住宅街が広がり穏やかな雰囲気を醸し出している。ゲッレールトの丘からは、ドナウ川を抱く街の大パノラマを一望することができる。
一方ペストはブダとは対照的に平坦な地形。商店やオフィス、官庁や劇場が並ぶ賑やかな商業地帯となっている。
ちなみにブダペストは街自体が世界遺産となっている。
2.トカイ

ハンガリーの北東部、ティサ川流域にひっそりとたたずむ町トカイ。ここは世界に名高いトカイワインの産地である。
特に貴腐ワインが有名であり、この白ワインはかなり甘味が強く、非常に美味。ちなみにトカイでは、ワイン一杯200円ほどで飲むことができる。
町の地下にはいくつものワインセラーがあり、受け継がれるワインとその暮らしが世界遺産とされている。
ブダペストからトカイへは日帰りで行くことが出来る。
3.エゲル

ハンガリーの北東に位置し、マートラとビュックの山々に囲まれた高原の町である。
かつて司教座の中心として栄え、今尚バロック様式の歴史ある建造物が数多く残る。
そして、エゲルといえばワインの産地としても有名である。
特に赤ワインが有名であり、国内外からワインを購入しにくる人がいるほど。
ワインが好きなのであれば、是非エゲルの美女の谷に行って欲しい。
ちなみに赤ワイン1杯100円程度から飲むことができる。しかも持ち込み可能な店が多い為、スーパーで買っていけばかなり安く済ませることができる。
<ハンガリーの個人的評価>
治安
☆☆☆☆
これはかなり良いと思います。勿論海外旅行をする上での基本的な注意は必要ですが、夜道を歩いていても、危ないと思うことは少なかったです。
世界一周中の中で1番夜で歩いた国でもありますね。特にブダペストの夜は優しい光に溢れていて、散歩するだけでもとても素敵な気持ちになります。
またブダペストには廃墟バーと言う、廃墟をバーに改装したバーがあり、夜中2時頃までそこで飲んでいても危ない感じはしませんでした(1人では危ないかも)
ただ朝方酔っ払って路場で寝ている人をチラホラ見かけました。

値段
☆☆☆☆
これはかなり安い。感覚的には日本の半額ほど。
宿はハンガリーで有名な日本人宿アンダンテホステルで1泊1000円程(ドミトリー、素泊まり)
外食はそれなりにしますが、スーパーで買う分にはとても安く済ませることができます。
特にワインが安く、トカイでは2Lの白ワインが1000円程度で購入できます。
また牛タン丸々1本が800円程で購入出来ることも魅力的なところ。ただ自分で捌く必要があるのであしからず。

食事
☆☆☆☆
これは美味しいものが多かったです。
まずワイン、国宝の豚であるマンガリッツァ豚、カフェのデザートなどなど全て美味しかった。
日本食屋もあるので、海外のご飯に飽きた人にもオススメ。

旅のし易さ
☆☆☆☆
これも☆4つですね。かなり旅がしやすいと思います。
人は親切ですし、街中をトラムが走っているので、インフラも問題なし。
そして治安も悪くない。
なんなら世界一周中で1番と言って良いほど、行動しやすかったです。
日本からの直行便がない事が唯一の不便さですが、ヨーロッパに行ってしまえばバスで簡単に移動できるので、ハードルは高くないと思います。

インパクト
☆☆☆
これは☆3つですね。
正直特に驚くようなことはあまり無いかと思います。
夜景ひとつにしてもアメリカのような派手さはないが、どこか気持ちを落ち着かせるような暖かい光でそれが美しい。
驚きよりも落ち着きを与えてくれる町でした。
1つ驚いた事と言えば、温泉の規格。これは日本の温泉をイメージしていると、ギャップが凄い。
一見するとほぼプール。水着着用なので、余計にプールに見える。
しかも日本と違うところは湯の温度。熱いのが好きな人にはかなり緩く感じてしまうと思います。だいたい38℃ぐらい。
ハンガリーの人は長くゆっくり入るみたいですね。温度の中でチェスをするぐらい。

以上ハンガリーの紹介でした。
総合してかなり評価は高いと思います。日本人宿で素敵な人達と出会ったこともかなり影響していますが、それを差し引いてもかなり素敵な国でした。
あまり馴染みのない国かもしれないですが、かなりオススメの国なので是非一度訪れてみてください。
次回はチェコ。この国も非常に満足度の高い国でしたね。
ではまた来週。