少し空いてしまいましたが、久し振りの国紹介です。
なかなか4月はする事がありますね。言い訳せず毎週水曜日、日曜日のブログ更新継続していきたいと思います。
水曜日、日曜日以外にも不定期で更新して、皆さんの気分転換にでもなればと思ってます。
だらだらと長くなってしまいましたが、早速いきましょう^ ^
今回紹介する国は世界1周中11カ国目に訪れた国、スペイン。
新型コロナのせいで、自宅待機を余儀なくされている方の暇潰しにでもなれば幸いです。
目次
・スペイン基本情報
・僕がスペインで行った場所
・個人的なスペイン評価
この三本立てて行きたいと思います。興味のない項は飛ばしてください。
タパスが最高 スペイン

<スペイン基本情報>
1.人口
約4646万人(2016年)
2.首都
マドリッド
3.宗教
キリスト教
4.言語
スペイン語、他に地方ごとの公用語がある。
5.通貨
1ユーロ116円(2019年4/12)現在。
ちなみに銀行のATMは24時間サービス。クレジットカードやトラベルカードを使ってお金を引き出せる。
6.ビザ
観光目的としてスペインへ入国する場合、滞在期間が90日以内ならビザは不要。
7.パスポート
スペインを含むシェゲン協定加盟国出国時に3ヶ月以上の残存期間が必要。
8.時差
日本との時差は8時間で、サマータイムでは7時間となる。
9.電圧とプラグ
電圧は230Vで、日本国内の商品をしようするには変圧器が必要(Apple製品は世界共通なので、変圧器不要)
プラグはCタイプ
10.スペイン
チップの習慣はあるが、義務ではない。
特別なことを頼んだ時や、サービスをしてくれた人に感謝の気持ちを表す心付として渡すもの。
・タクシー
お釣りの小銭を渡すか、切りのいい金額を切り上げて渡す。
・レストラン
店の格にもよるが料金の5〜10%ぐらいの額を、テーブルでの支払いの時に切りのいい金額を切り上げて渡すか、お釣りを渡す。
・ホテル
ベルボーイやルームサービスを頼んだ時に1ユーロ程度。
11 .飲料水
ほとんどの地域で水道水を飲用する事が出来るが、水が変わると体調を崩す人もいるため、ミネラルウォーターを利用したほうが無難。
12.治安
マドリッドやバルセロナなどの大都市や観光地で、スリ・置き引き・ひったくりといった窃盗被害が頻発している。
地下鉄や繁華街など人が密集する地域は要注意。
<僕がスペインで行った場所>
・グラナダ

グラナダはベガと呼ばれる肥沃な平野に位置しており、ローマ時代に起源をもつ歴史ある国。
1236年にコルドバがキリスト教徒に奪回されてからは、ナスル朝のグラナダ 王国の首都となり、イベリア半島におけるイスラム最後の砦として繁栄を極めた。
「グラナダ は無為の町であり、瞑想と空想の町である」
グラナダ の沃野に生まれ、グラナダ の瞑想の時に詩を刻み、グラナダ の銃弾に倒れた詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカは、この町の特質をこの様に語った。
というのがグラナダの概要説明みたいです。
実際に街を歩いていると、イスラム教終焉の地ということがよくわかる。歩いている人々、露店で売られているもの全てにその文化を感じ、散歩をしているだけで楽しくなる。
個人的な感想としては最高の町でした。
何が最高だったかというと、まずはやはり人。
全く英語の話せない僕にも、何度もゆっくり説明してくれたり、絵を書いて道順を説明してくれたりと親切な人が多かったように思います。そして何より陽気。
明るい声、爽やかな笑顔で話しかけてくれる人が多かったですね。
ECO Hostelというゲストハウスでパエリアパーティーなるものに参加したこともあって、他のゲストと仲良くなったりと人との触れ合いが多かった場所の1つですね。

そして何と言っても素晴らしいのがタパスという文化。
スペインではお酒を頼むと、一品無料で食事がついてくる。そう言った料理の事をタパスというみたいです。
このタパス、何と言っても量が多い。なので料理を頼まなくても、お酒を頼み続けるだけで腹が膨れる。そして言わずもがな、酒も美味い。
傾いた日差しの中、乾いた風が汗を心地よく乾かしていく。ワインの甘い匂いが香り立ち、鼻腔を刺激する。硬い心が解れていく。
バーのカウンターに一人。
細く折れてしまいそうなグラスを持ち上げる。もうあらがえない。口に含んだ瞬間思わず、言葉が溢れてしまう。
「あゝ最高」
こんな感じで一人酒をしていました(笑
ちなみに店ごとに特色があり、出てくるタパスが違うのでハシゴをするとなお楽しいです。
ちなみの僕は一人で5軒ほどハシゴしました。お店の詳細などは2019/5/28のブログを参照して下さい。


・バルセロナ

バルセロナはカタルーニャ州の州都であり、バルセロナ県の県都である。
人口はマドリードについて第2位。
国際的な観光都市であると同時に、国際会議が世界で最も多く開かれる都市の1つであり、政治・文化・学術の面で大きな影響力を持つ。
ということみたいです。
グラナダが田舎だとすると、バルセロナは大都市といった感じでしょうか。
広場には多数の人で溢れ、その端々には銃を携えた警官が常に見張っていました。人が多い分テロの対象にもなりやすいのでしょうね。
お金があれば買い物を楽しむことも十分できると思います。
ただせっかくバルセロナを訪れたのであれば絶対に外すことができないのが、ガウディの建築物の数々。
住宅街の中にいきなり出てきたりと、意外と生活に溶け込んでいる物件もかず多くありましたが、そのどれもがやはり芸術的。かなり語彙の少ない言葉でしか表現できていませんが、百聞は一見にしかず。





そしてバルセロナ説明文お冒頭に貼付している写真のサグラダファミリア。
余談ですが、あの夜の写真を撮るために暗くなるまで一人で待って、22時にやっと日が落ちきったところで数枚写真を撮り、ビクビクしながら宿まで帰ったことを覚えています。いやー酔っ払いの白人は怖かったですね(笑
個人的にはサグラダファミリアの天井が一番好きでしたね。

これら全て、歩いて行ける範囲に位置しており非常に観光しやすいと思います。
歩くことが嫌いなのであれば、地下鉄なども利用しやすいのでお勧めです。
バルセロナは観光地として確立しているので、食事も、インフラも、建築物も全て良かったと思います。ただ人混みでのスリは要注意ですね。
<個人的な評価>
・治安
☆☆☆
これは凄く良いとも、悪いとも言えない☆3つですね。
グラナダに関して言えば、バルセロナより落ち着いていて安心して歩くことができました。ただ、宿の人が言っていたのですが、薬を集団でしている場所があるのでそこは注意との事でしたね。
バルセロナは人が多数いており、人気の市場などではかなり密集するのでスリや窃盗には要注意だと思います。実際旅で出会った人が鞄を盗まれたと言っていました。
海外旅行の基本ですが、荷物は目の届く範囲に置くようにし、リュックなどは背負うのではなく、前にかけると安全性が増すと思います。
あと集団での強盗などもたまにあるみたいなので、夜不用意に出歩かない等することも大切だと思います。
・食事
☆☆☆☆
これは文句なしの☆4つ。
グラナダでは酒だけで腹が膨れるという最高の状態で過ごすことができました。
出てくるタパスはどれも美味で満足感は非常に高いです。是非グラナダ飲み会を開催したいぐらいお勧めですね。
バルセロナでは高級なものは食べていませんが、普通に美味しかったです。日本食屋もちらほら見かけたので、旅が長くなって日本食が恋しい人も満足できると思います。
マクドナルドは日本とほとんど違いがなく、驚きはありませんでしたね。
・値段
☆☆☆
これは☆3.5程度。星を半分にする仕方がわかりませんでした。
ヨーロッパの割にそこまで高くはなく、安い食事でも十分美味しいです。
宿もゲストハウスのドミトリーで一泊3000円程度で、アジアに比べると当然高いですが、まだ妥協できる程度だと思います。
・旅のしやすさ
☆☆☆☆
これは☆4つですね。
人は親切でしたし、インフラが整っているので移動も簡単です。何と言っても安心してタクシーに乗車出来ることが素晴らしいですね。
バルセロナの空港から、バルセロナの中心地まで直通バスが出ているので観光地まで迷うことも少ないと思います。
また公用語はスペイン語ですが、ほとんどの場所で英語が通じましたのでスペイン語が話せないかたも問題ないと思います。
ただ個人的なお勧めとしては、スペイン語でお店の人とやりとりした方が楽しいとは思います。返ってくる反応が違うと個人的には思いました。
日本語でありがとうと、海外の人に言われると嬉しいのと同じですかね。
・インパクト
☆☆☆
これは☆3つですね。
インパクトは正直そこまで強くないと思います。ほとんどのことは予想を超えないと言ったところでしょうか。
ただ1つ予想を超えてきたことが、サグラダファミリアですね。
元々サグラダファミリアなんてどうせ大したことないんでしょ?と言ったスタンスで臨んだことも影響していますが、建築物のスケールの大きさに思わず小さい声で「凄いな」と漏らしていました。
建築物の物理的スケールも凄いですが、世界観のスケールも凄いですね。
是非生で見て欲しい建築物の1つです(個人的にはドイツのアーヘン教会が好きですが)
<最後に>
以上がスペインの紹介と、個人的な評価です。
いやー酒と食事が美味しく、人が陽気で接しやすい。人と楽しく過ごすには最高の国だと思いました。
旅行がとてもしやすかったので、旅が慣れていない人にもお勧めです。また訪れたいと思える国ですね。
次回はヨーロッパ圏を遂に飛び出しカナダへ。
カナダへ飛び立つ前に、スペインの空港で一泊していたら、気分が悪くなり、カナダまで吐いていた事を思い出します。いやー過ぎ去れば全ていい思い出ですね。
ではまた次回。